Wood Doweling Jigs/
ダボはぎをかんたんにする治具

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ダボはぎとは、外から見えないように内側で止める方法です。ビスを使わないので美しくなりますし、強度もあります。DIY家具では必須の接着方法です。ただ穴と穴を正確に開ける必要があるので、計測に時間がかかりますし、90度に穴を開けるのに苦労します。それを余計な工具を買わずにインパクトドライバーだけで工夫しようというのがこの治具になります。

ダボ穴はインパクトドライバーで開けます。このときガイドなしで90度で穴を開けるのは難しいので、厚めのいらない角材をつかって、あらかじめ正確に穴を開けておきそれをガイドがわりに穴を開けます。このとき、ドリルビットドリルストッパーも必要になります。

上の図のように、斜めのときに特に便利です。ガイドの穴は後ろと前から穴を開けると正確に開くはずです。意外にこれだけでもずれずに穴をあけることができます。穴を開ける前にキリで軽く穴を開けてから掘ったほうが良いです。

応用してみる

さらにそれを応用してみます。ダボ穴を開けた板がたくさん必要な場合、普通にやっていてはやってられません。たとえば、1つの板に左右2つづつ穴が必要な場合、棚全体で穴の数が100カ所以上になる場合があります。こういう場合は以下の方法でやると工場のように速くできます。

棚板と同じサイズでコーナークランプでコの字の木枠をつくり、棚板を差し込めるようにします。このとき反りのない木材をコーナークランプでガッチリ固定してください。 木枠の左右には、棚板の穴を開ける場所と同じ場所に穴を開けておきます。木枠と棚板がずれずにガッシリ差し込んでいることを確認したら、ガイドの穴を使って一挙に穴を開けます。開けたらコーナークランプを緩めて、棚板を取り出します。

これをひたすら繰り返し、あっという間に40枚もの棚板のダボを開けました。写真の棚は上記の方法でつくったものです。何箇所かずれているところがあり、無理やりねじ込む必要がありましたが、時間を考えるとこっちのほうが良いと思います。木枠のつくりや差し込みがおかしいと穴がずれるので気をつけてください。また、ガイドを使いすぎると、ガイドの穴がゆるくなりズレがでてくるので要注意です。これでもうダボはぎも怖くない! 他にダボを使った家具はいろいろ創っているのでよければみてください。下の家具は“無垢材のプリンターキャビネットをつくった”で作り方をのせています。

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