Soft Wood Finish Color Chart/
無垢材SPFの塗装 カラーチャート

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SPFの塗装に絞っていろいろな木材塗装・ウッドフィニッシュの組み合わせを記録していきます。カラーチャートの塗装には、すべて水引き(スポンジング)をしてから塗装しています。水引きは木材塗装で一番重要な工程なので、初耳の方はこちらの記事を参考にしてください。塗料やカラーチップは、随時更新していきます。この記事ではカラーチャートと塗料の比較をメインで扱っており、各塗料の使い方など細かい話は別の記事で書いています。ここでテストしている色はベストカラーというわけでないので参考としてみてください。写真は実物と差異がないように色味調整してあります。水引きについては”木材塗装を成功させる下地作り / Preparing Wood Before Staining“を参考にしてください。

    1. 無塗装
    1. ワトコオイル ミディアムウォルナット
    1. ワトコオイル エボニー
    1. ワトコオイル ドリフトウッド
    1. ワトコオイル チェリー
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. ニッペ オイルステイン けやき
    3. ワトコオイル ミディアムウォルナット
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. ニッペ オイルステイン チーク
    3. ワトコオイル ミディアムウォルナット
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. Minwax Wood Finish コロニアルメープル
    3. ワトコオイル ミディアムウォルナット
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. Minwax Wood Finish コロニアルメープル
    3. ワトコオイル エボニー
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. Minwax Wood Finish コロニアルメープル
    3. ワトコオイル ドリフトウッド
    1. ニッペ オイルステイン けやき 60%
    2. ワトコオイル チェリー
    1. ニッペ オイルステイン けやき 60%
    2. ワトコオイル ドリフトウッド
    1. ニッペ オイルステイン けやき 50%
    1. ニッペ オイルステイン けやき
    2. ニッペ オイルステイン けやき 60%
    3. ニッペ オイルステイン ウォルナット 50%
    1. ニッペ オイルステイン チーク
    2. ニッペ オイルステイン チーク
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. ニッペ オイルステイン ウォルナット
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. ニッペ オイルステイン けやき
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. ニッペ オイルステイン チーク
    1. Minwax Wood Finish コロニアルメープル
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. Minwax Wood Finish コロニアルメープル
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. Minwax Wood Finish コロニアルメープル
    3. オスモカラー パイン
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. Minwax Wood Finish コロニアルメープル
    3. オスモカラー パイン
    4. ワトコオイル ミディアムウォルナット
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. Minwax Wood Finish コロニアルメープル
    3. ワトコオイル ミディアムウォルナット
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. Minwax Wood Finish コロニアルメープル
    3. オスモカラー パイン
    4. ワトコオイル エボニー
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. Minwax Wood Finish コロニアルメープル
    3. オスモカラー パイン
    4. ブライワックス ジャコビアン
    1. ニッペ オイルステイン チーク
    2. ニッペ オイルステイン チーク
    3. ブライワックス ジャコビアン
    1. ニッペ オイルステイン けやき 60%
    2. ブライワックス ジャコビアン
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. Minwax Wood Finish コロニアルメープル
    3. ブライワックス ジャコビアン
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. ニッペ オイルステイン ウォルナット
    3. ブライワックス ジャコビアン
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. ニッペ オイルステイン けやき
    3. ブライワックス ジャコビアン
    1. Minwax Wood Conditioner
    2. ニッペ オイルステイン チーク
    3. ブライワックス ジャコビアン

木材の塗料には、大きく分けて染色剤とフィニッシュ(保護剤)の2種類があります。フィニッシュというのは、ワトコオイルブライワックスオスモカラーウレタンなどのことです。本来は保護が目的ですが、同時に染色できるものも揃っておりDIYでは染色と保護が同時にできるものが人気のようです。保護にもオイルやワックスのように木材の質感をそのまま残すものと、ウレタンやニスのように木材に塗膜を張ってプラスチックのようにするものがあります。通常販売されている家具のほとんどがこのウレタンです。無垢材でもウレタンを塗るとプラスチックのようになります。もちろんせっかく自分でつくるので、手触り感や美しさの点からオイルやワックスでフィニッシュするのが良いと思います。フィニッシュ系の塗料は名前の通り基本的に最後に使うものになります。

種類 機能 難易度 SPFの染色 特記事項
ミンワックス ウッドコンディショナー
Minwax Pre-Stain Wood Conditioner
染色下地 かんたん ステインのムラをなくす。
オイルステイン
Stain
染色 激ムズ とても良い まともに色がつくのはステインくらいなのだが平面もムラなしで塗るにはコツが必要。入り組んでいる家具の塗装は特に難しい。
ワトコオイル
Watco Danish Oil
保護+染色 かんたん 薄い 下地をしっかりつくっていればムラがでることはない。
ブライワックス
Briwax Finishing Wax
保護+色つけ かんたん 薄い 良い感じの自然な光沢を出せる。
オスモカラー
Osmo Wood Finish
保護+染色 かんたん 普通 下地をしっかりつくっていればムラがでることはない。
ミンワックス ウッドフィニッシュ
Minwax Wood Finish
保護+染色 かんたん 少し薄い 下地をしっかりつくっていればムラがでることはない。
蜜蝋ワックス
Mitsurou Wax
保護 かんたん 無色透明。乾くと色が気持ち濃くなる気がする。
ペンキ塗装(塗膜塗装)
Paint
塗膜塗装 普通 何度か塗らねばならず時間がかかる。意外に高くつく。
ウレタン,ニス
Urethane
塗膜保護 激ムズ 木の素材感を消す。スプレーガンと場所がないと綺麗に塗るのは困難。油性は安い。
ウッドロングエコ
Eco Wood Treatment
強化 かんたん 雨風にさらすことで変色。色も自然で屋外で使うものならとても良い。ワトコオイルと組み合わせて塗装してつくった家具はこちら
との粉
Tonoko
目止め かんたん ラワンなどの木目には特に効果があるが、コストや手間を考えるとSPFには使う必要がないと感じる。

ステインは染色するための塗料です。フィニッシュ系の塗料では思った通りに染色してくれないのでステインが必要になることが多いですし、色の深みが違います。ただとても難しいですし、木に染料を浸透させるためやり直し不可能です。そのままだと色移りするので、塗装後は必ずフィニッシュ系塗料が必要になります。単純な形状に塗るのは簡単ですが、家具になると素人には無理なくらい難易度が上がります。水性ステイン、オイルステインどちらも難易度は変わりません。ステインの塗り方の記事は近々書こうと思います。

この難しいステインを簡単にしてくれるWood Conditionerというお助けアイテムもあります。ステインのムラを抑え難易度を下げてくれるものです。アメリカのサイトで、Soft Wood(軟材)には、Wood Conditionerを使え!と紹介されていました。ある程度いい加減に塗っても綺麗に染まってくれます。使いようだと思いますが、塗るのが難しい家具には使うべきだと思います。日本で売っているところが見つからないのですが、Amazon GlobalでMinwaxのWood Conditionerを購入できます。

さらに、ウッドロングエコという木材を強化する塗料をつかって、自然に木の色を変えてから、ワトコオイルを塗る方法もやってみました。木材は乾燥すればするほど、塗料の吸い込みがよくなるのでそれを利用して塗ってみたというわけです。結果はむちゃくちゃ濃くなります。ウォルナットに塗った時以上に染まるようになります。ウッドロングエコのカラーチップは後日更新します。この方法で塗った家具は”無垢材のプリンターキャビネット / Printer Cabinet“になります。

無垢材のプリンターキャビネット

上の写真の家具のほとんどは窓枠を含め、自分でつくっています。木材はSPFや合板を使っていて高い木材は使っていません。ですが、木材と塗装をうまく組み合わせれば全体をコーディネイトできるほどのインテリアを創ることが可能です。1つ1つの家具の作り方は別の記事で詳しく書いていますので、よろしければご覧ください。

無垢材のプリンターキャビネット

上はSPFでデザインからDIYした家具です。塗装は前述のとおり、ウッドロングエコとワトコオイルを組み合わせていますが、そんなことをしなくても、ステインとワトコオイルを組み合わせれば、可能です。ステインを塗る際は必ず組み立て前に塗っておくことをお勧めします。

窓枠をDIY

窓枠もSPFでDIYしましたが、ペンキもうまく使えば無垢の色との組み合わせでバランスをとることができます。全部木目だとうるさすぎるのでペンキと併用するのはオススメです。 ラワンランバーなどの合板も、ペンキで塗るのもありです。下の写真はDIYした本棚をペンキで塗っています。詳しくは“シナランバーでつくるシンプルな本棚”をご覧ください。

無垢材の床

カフェのような無垢材の床は、古材を使うのも良いです。杉の古材は、乾燥しているのでカラーが入ったオイルで塗ると、激しく染まりすぎるので、やる前にテストした方が良いです。僕は無色の蜜ろうワックスを使っています。詳しくは“DIYでカフェのような無垢材の床にする”をご覧ください。