Plywood Paper Shelf /
ベニヤ合板でつくるシンプルな紙棚

6
5

業務で使用する出力用紙を収納する棚をつくる。B5-A3ノビが入るよう設計した。 業務用っぽいイメージが良いと思い、素材はラワンベニヤ合板でつくることにした。 極薄の厚さ6mmの薄いラワンベニヤで、薄いけど丈夫な棚になるようにつくる。 他にいろいろな紙のサンプルの収納棚と、少し小さい棚の全部で3つの棚をつくることにした。 ラワンベニヤ合板とラワンランバーはまったく別物なのでご注意を。

上の写真は小さい紙棚。デザインという業務に合った、整然としたイメージになったんじゃないかと思う。このデザインは段の高さを限界ギリギリまで低くして、細長い段が積み重なるように見えるようにした。この棚の限界値はA3。出力用紙は白銀比でできているから、A4がちょうど2つ入るようになる。

続いて、大きい棚と、紙のサンプル用の小さい棚。大きい棚も板の厚さが6mmと極薄なので、強度を保つために背板をつけた。こうすると上にプリンターを乗せても大丈夫。この大きい棚は、棚自体の縦横比も計算して3つの中では一番格好良く見えるようにした。僕はDIYしている家具の縦横比やパーツの比は、一応全部計算してつくっているけど、家具は真横から見るのではなくて、少し上から見下ろす形になるので、実際の家具デザイナーは、そこも計算してデザインしているのかもしれない。

ラワンベニヤは、表と裏で色が違う。見た目が良いのは赤い方なので、赤いほうを見えるようにする。この赤いほうはベニヤといえど、木材なのに無機質な感じがして特徴的。合板は工業的なデザインにつかえばとても相性が良いのかなと思う。

上の写真は棚の横面です。6mmの板で棚をつくるのは難しいのだけど、極細釘とボンドを併用して組んだ。極細釘でも少し打つところ間違うと強度が減ったり、はみ出すので丁寧に釘を打っていった。木目の方向が違うのは、木材の余りの関係。横板の木目は横にするのが良いと思う。

塗装はブライワックスのクリアでフィニッシュした。他にベニヤ合板を使った家具は、後日記事にします。合板の良さというのは地層みたいに見える木口だと思うけど、意外に合板は高級家具に使われていることに気づく。基本的に、塗装されてデコレーションされた木材は好きじゃないので、今回のようにクリアフィニッシュできてホームセンターで手に入る木材はありがたい。というかいつも、製作中の写真を撮るのが面倒でひたすらつくってしまう。今後はもう少しちゃんと製作中の写真を撮るようにしたい。

関連記事

自分に合った高さの机の脚 / Table Legs and Trestle
無垢材SPFの塗装 カラーチャート / Soft Wood Finish Color Chart
きのこスツール / Small Mushroom Stool